行政書士は公務員が担う業務の代行、このことを理解することが不可欠!

試験と実務では異なるスキル

行政書士の資格があれば会社をリタイアした方でも、半日で1万円稼ぐことも容易です。行政書士の仕事は陸運局で車の名義変更をするのが主、つまり官公署へ提出する書類の代書が主な仕事です。お役所仕事と揶揄されることがありますが、誰もが平等に行政サービスを受けられるには行政側はマニュアル通りの業務を行う必要があります。もしマニュアルがなければ各公務員で対応は異なり、利用者は平等な行政サービスを受けることが困難になります。官公署へ提出する書類の代書が主な仕事の行政書士でも、行政書士試験には代書のマニュアルは出題されず、合格後に経験を積みながら代書マニュアルを修得しなくてはなりません。

行政書士の勉強をする際には公務員の立場で考える

行政書士の業務は本来公務員が担う仕事、その仕事を行政書士が代わりに行っているに過ぎません。そのため、行政書士には行政職に必要な知識が必要になり、行政書士試験では公務員に必要な法律知識等が出題されます。日本国憲法15条2項には公務員はすべて国民全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではないと定められているように、行政書士の勉強をする際には公務員の立場で考えることが重要です。一般常識で捉えると理不尽なことも、公務員同様に行政書士も全体の奉仕者としての視点で問題に取り組むと理解が進みます。スキルアップが期待できる行政書士試験は人気があり、代書屋と揶揄された時代とは比較にならないほど試験は難易度が増しています。以前は条文理解程度で合格可能でしたが、現在は基礎法律を得た後でないと合格は不可能、そのため基礎法律は必須です。基礎法律は取っ付きにくいですが、習得できれば他の法律試験(司法書士・司法試験など)にも有効です。

行政書士の試験は、法令科目と一般知識科目の試験が必須で、2つの試験を合わせて300点満点で採点されます。